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【アーカイブ配信お申込み受付中】令和6年歯科保険改定にどう取り組むか

 

★か強診⇒口管強?

か強診が口管強に名称変更になるようですが、その理由は次のようなことです。かかりつけ歯科というのはどの患者さんにも存在します。その為、かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所では患者さんが特別な歯科医院であることを理解できないという理由から、口腔管理強化型歯科医療機関(口管強)という名称にかわるとのことです。つまり、益々、か強診(口管強)の歯科医院に合わせた歯科医療保険の方向性を強化していくということが明確に示されました。今後もか強診(口管強)を申請しないと保険点数の優遇処置は受けられないということになります。

 

★歯科外来・在宅ベースアップ評価料

今回の改定率は0.57%の診療報酬のアップということになっております。これでは職員の給与を上げることは難しいと思います。そこで、厚生労働省は歯科医療機関の職員のベースアップのためにベースアップ評価料を新設してベースアップを行うように促しています。この点数を精査し、ベースアップを行うことが必要となります。世の中は賃上げムードが非常に強くなっており、大企業、中小企業では約8割が賃上げ、大幅なベースアップを予定しているようです。そういう中で、どのようにして今回の保険改定を理解し、賃上げを行うことが必要となります。

 

★歯科訪問診療料1.2.3⇒1.2.3.4.5へ細分化

歯科訪問診療料が1.2.3.4.5と人数によって細分化されます。この変更で、良くなる部分と大きく減点になる部分が混在します。その趣旨は在宅を優遇するような改定ではないかと想像できます。特に3の2~9人、4の10~19人、5の20人以上の場合の減点率が大きいです。天草訪問歯科クリニックの場合は介護施設において歯科訪問診療料の2で診ることがほとんどでしたの大幅な減点です。しかし、今回の改定の様々な加算を加えると逆に増点になります。そのような細かい部分にまで踏み込んで解説をしたいと思います。

 

 

【振り返り視聴】

 

振り返り視聴期間は2024年6月18日(火)までです。

期間内はいつでも何度でも視聴可能です。

 

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本セミナーに関するお問い合わせは下記の連絡先にお願いいたします。

 

株式会社Kanka(配信サポート)
MAIL:info@kanka.co.jp

 

講師紹介

生田 図南 先生 1981年 九州歯科大学卒業 1984年 熊本県天草郡 河浦町宮野河内にて開業 2004年 河浦町白木河内にて 移転開業 2017年 タイ シラチャにて IKUTA Dental Clinic開業 2020年 天草市にて 天草訪問歯科クリニック開業 所属団体 一般社団法人日本摂食支援協会専務理事 一般社団法人国際歯周内科学研究会常任理事

開催日

2024/04/18(木)

受講料

22,000円(税込)

外部リンク

セミナー概要