快適に噛めて長期に安定する局部床義歯 8ルール HANDS ON COURSE!! (マウスプレパレーション)
◆聴講ポイント 局部床義歯 8ルール
①マウスプレパレーション
②ボーダーモールディング
③選択圧印象
④垂直的下顎位
⑤水平的下顎位
⑥骨格型に準じた咬合平面
⑦人工歯の排列ポジション
⑧個性固有的理想咬合
100歳時代という超高齢社会を迎えた現在において局部床義歯の需要は年々高まってきている。
そして、口腔機能をしっかりと保つことによって、認知症の予防や身体機能を維持することが学術的にも認知されようとしてきている。
そのためには歯列欠損も拡大せずに”口腔内で快適に機能できる局部床義歯”が装着されていることは、患者さんのQOLの向上に非常に役立つ。
このためには下記の”EIGHT RULES”が適正に行われていることである。
①マウスプレパレーション ②ボーダーモールディング ③選択圧印象
④垂直的下顎位 ⑤水平的下顎位 ⑥骨格型に準じた咬合平面
⑦人工歯の排列ポジション ⑧個性固有的理想咬合
これらにより力のコントロールを適正に行うことが可能となる。
また、多数歯欠損で、かつ”すれ違い咬合”の時のような場合には、しっかりとした臼歯部における咬合支持を獲得することが長期的な治療の成否を左右するため重要であるため、インプラントを併用したIAPRDはとても有効的である。また、上記を具現化するためには、支持・把持・維持などを適正に義歯設計を行うことはとても重要なことである。
今回は上記のような事項についてお話しさせていただくと同時に、マウスプレパレーションをHANDS ONを通して習得していただき、あらゆるケースに対応で きるように多くの局部床義歯の設計を行なっていただきます。
【開催日】
2025年5月24日(土) 13:00~20:00
2022年5月25日(日) 9:30~16:30
講師紹介
松本 勝利 先生 略歴 1987年 明海大学歯学部 卒業 1989年 医療法人慈愛恵真会 あらかい歯科医院 開業1998年 GLOBAL DENTAL SYSTEM 代表 2006年 dTiワールドメンバー 2006年 日本顎咬合学会 認定医 2008年 明海大学歯学部 生涯研修担当講師 2011年 日本顎咬合学会 学術委員 2013年 神奈川歯科大学 咬合機能回復補綴医学講座 有床義歯補綴学分野 非常勤講師 現在 明海大学機能保存回復顎講座 保存治療学分野 客員准教授